新型コロナウイルス感染症の流行により、施設内への家族等の面会が以前のようにできなくなり早3年8カ月。その間に施設入居された方の家族は一度も施設の中に入れず、お部屋の様子も外からしか確認できず、施設としてはいつも心苦しい思いでした。少しずつ国の方向性や世間の感染対策の認識が変わり始め、それでも高齢者施設では感染対策はすぐに対応を変えることは難しくそうしながらも話し合いを重ねてまいりました。高齢者にとって家族と触れ合えることの大事さを十分理解し、十分理解した上での施設での感染対策を議論してきた結果、10月10日から面会を希望するご家族は施設の中に入れることになりました。
もちろんコロナ前のような誰でもいつでも施設の中に入れるまではできません。ただ少しずつでもいいので、以前のようにご家族がいつでも施設内に入れて、お部屋の繕いをして下さったり、お部屋でゆっくりお話したりできるように
まだ制限はありますが、ご家族の協力をもらいながらこれからも感染症対策と家族のきずなを大切にした運営をおこなってまいります。